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2004.03.11

日本の白い巨塔とアーユルヴェーダ

○まずは、日本の白い巨塔から(実体験です)

昨年3週間ほどウィルス性肝炎で大学病院に入院していました。
きっかけは、ずっと体がだるいとおもっていたのに、お盆休みで近所の病院がやっていなかったため、会社近くの大学病院に行ったことです。
大学病院では、大抵血液検査があるようで、血を採取されました。
その日は、血液検査の結果がでないので、症状を説明したところ、単なる低血圧によるものだろうといわれ、血圧安定剤をわたされました。
しかし、一向に具合がよくならず、一週間後検査結果を聞きにいったところ、急性のウィルス肝炎と発覚し、即入院となったわけです。

その病院は、毎週火曜日教授検診がありました。
そして、忘れもしないはじめの検診の日、初診で低血圧だと診断した教授が研修医たちをぞろぞろつれてやってきました。そして、病室のカーテンを開けるなり、生徒たちに、この人はこういう病気だと説明し、わたしには一言も話しかけることなく、おなかの辺りを触った後、後ろの研修医にも、さわって確かめるようにといって去ってしまいました。
二人の若い研修医は、両側から同時におなかを触り、互いに、「わかる?」「うーん、よくわからない」と会話をし、最後に私に、「ありがと」といって去っていきました。

後から聞けばその教授は、肝臓の病気の権威とのこと。
本人は忘れていたのでしょうが、初診で低血圧だと診断しておきながら、生徒の前では触っただけでわかるといった態度がえらそうで、腹が立ちました。
検診といいつつ私には何の説明もなく、明らかに勉強のサンプルといった感じでした。
確かに医学の向上のためには、必要だと思いますが、その前に患者と医師という関係があるのですから、フォローが必要だと思いました。
結局退院する最後の一週間は、担当医が夏休みで不在だったため、検査結果についてもろくろく説明してもらえませ
んでした。
ちなみに、その大学病院は、セカンドオピニオンを求められることでも大変有名なところです。にもかかわらず、内側はこんなものかと病院や医師を信じられなくなりました。


○続いてアーユルヴェーダの場合

アーユルヴェーダが医療として優れている点は、常に病気と病人の両方を治療する姿勢があるところです。
古典の中にも、治療には 優れた医者・看護婦・薬・器用で気配りのできる使用人が欠かせないと記されていて、特に医者になるべき人の心得、素質については厳しく書かれています。
そして、現代医学が症状に対して治療するのに対し、(例えば、吐き気があるなら吐き気止めを出すなど)、アーユルヴェーダでは、常に病気になった原因を探し、根元を断つ治療をします。
一時的な気休めの治療をしないため、例えば痛みがあるのに、それをすぐ抑えたり、熱があるとき熱冷ましをすぐだしたりしないことで、患者にしてみれば多少の苦しさを伴うこともありますが、あくまでも体が発するシグナルに忠実に耳を傾け、病気にたちむかいます。

例えるなら次のようになります。

あなたがぐっすり寝ているとき火事が起きて非常ベルがなったとします。
あなたは眠くて眠くてしかたがないので、非常ベルの音がうるさくてしょうがありません。
そんな時、一時的に非常ベルをとめて寝たとします。
どうなるでしょう?

また、非常ベルがうるさくて眠いのにねれないのがつらくても、しばらく我慢していました。
そしたら、消防車が来て消火してくれました。
火が消えたのでベルもとまりました。

もうおわかりですよね?
そうです、前者が現代医学の場合、後者がアーユルヴェーダの場合です。

ただ、そうはいっても現代医学にも素晴らしい点はたくさんあります。
ですから、本当は両者のよさと欠点を理解してうまく融合させることが大切だと思っています。

火事にたとえるなら、非常ベルがなった、とりあえず、非常ベルがうるさいので、とめて、消防車に携帯で連絡し、火元をさがし、できることなら消火する、無理なら逃げるとなるのでしょうか。

いずれにせよ、今現代医学が抱えている問題の多くをアーユルヴェーダは解決できると思います。
だからこそ、WHOもアーユルヴェーダを認めているのだと思います。
今後、白い巨塔が過去の話となり、みなが生き生きと充実した生活をおくる日本になるよう、私ができることを探していきたいと思います。

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